「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」シーズン1:エピソード1. “誕生日”(英語セリフ付き)
素晴らしい構成に驚く「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」のシーズン1:エピソード1. “誕生日” からのセリフをご紹介いたします。
まずは⇩作品紹介⇩から。
【作品紹介】
邦題: THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから s1. ep1. 誕生日
原題: This Is Us s1. ep1. "Pilot"
監督: グレン・フィカーラ、ジョン・レクア
出演: マイロ・ヴィンティミリア、マンディ・ムーア、スターリング・K・ブラウン、クリッシー・メッツ、ジャスティン・ハートリー、スーザン・ケレチ・ワトソン、クリス・サリヴァン、ロン・セファス・ジョーンズ
シリーズあらすじ:
これはあなたの物語です。誕生日が同じ36歳の男女3人。自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、"脱肥満"を目標に努力する女性、幸せな家庭を築いているエリートビジネスマン。置かれている状況も性格もまったく異なる彼らには、誕生日以外にも共通点があった…。人生の壁を乗り越えようとする中で、それぞれが大切なものを失い、そして見つけ、3人の運命の糸が次第にたぐりよせられていく。
エピソードあらすじ:
36歳の誕生日。俳優のケヴィンには危機が訪れ、減量に悩むケイトには出会いが訪れる。ランダルは自分を捨てた父親に会いに行く。そしてジャック夫妻は早産に挑むが…。(Amazon Prime Videoより)
提供:20th Century Fox Television
【気になるセリフ】
73歳の老年の産婦人科医であるドクターKが、早産で運ばれてきて担当医師不在の状況にパニックになるレベッカに、自分は長年の経験があるプロだということを表現する言葉の一部で、彼女を笑わせようとして言ったお言葉。
〖日本語字幕〗
衰えたら引退して
楽しい事もできるのに
女性のバギナから
肉の塊を出すよりもね
〖英語〗
There are days that I wish they weren’t, because then I would retire and spend my remaining days doing something more glamorous than pulling eight-pound objects out of women’s vaginas.
レベッカはとりあえず安心しますが、彼女の夫であるジャックは吹き出していました。
こんな冗談を言っちゃうお茶目なお医者さんですが、3つ目のセリフのようにオシャレで感動的な言葉も言っちゃいます!(笑)
見た目は良いがちょっとおバカという典型的な役で昼ドラの人気者になったケヴィンが、今後は演技派としてやっていきたいと葛藤する中で、ある瞬間に、観客やスタッフの前でその不満を爆発させてしまった時の発言。
〖日本語字幕〗
金をもらった俺も
俺を有名にした方も恥を知れ
〖英語〗
Shame on me for taking money!
Shame on you for making me famous!
Shame on all of us!!
私のような凡人から見ると、それでも立派な成功者なわけなので、ただのワガママにも聞こえますが、役者さんたちは常にこういう葛藤が尽きないのでしょうね。
もちろん葛藤することで成長するので、葛藤するのはとても良い事なのですが、有名になれたのは誰のおかげだということを忘れてはいけませんよね!(笑)
1つ目のセリフを言ったドクターKが、たった今辛い経験をしたジャックに語った感動的なお話の中で紡いだお言葉。
〖日本語字幕〗
こう考えたいんだ
君も年老いた頃に――
自分の経験を
若者に語るだろうと
人生が差し出した
酸っぱいレモンを――
レモネードに変えた経験を
〖英語〗
I'd like to think that maybe one day you'll be an old man like me talking a younger man's ear off, explaining to him how you took the sourest lemon the life has to offer and turned it into something resembling lemonade.
ドクターKは後のエピソードにも出てきますが、本当に良い人で、将来機会があれば、こういう人情や使命感たっぷりの素敵な先生に赤ちゃんを取り上げてもらいたいな~と思います。
脚本、演技、演出、全てが素晴らしいのですが、このエピソードは特に構成に驚かされます!
最後の方で、ある事実にハッとするんです!!
そして、そうだったのかぁ~!!!となり、製作者の思うつぼにはまった良いお客さんになったことすらも心地良く感じる素晴らしい作品でした(笑)
とってもいい作品だと思うので、是非、皆さんにも良いお客さんになってみて欲しいです!
【関連商品】