気になるセリフ

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「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」シーズン1:エピソード9. “家族旅行”(英語セリフ付き)

愛する人の裏切りを様々な角度から描く「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」のシーズン1:エピソード9. “家族旅行” からのセリフをご紹介いたします。

 

 まずは⇩作品紹介⇩から。 

 

 【作品紹介】

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邦題: THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから s1. ep9. 家族旅行
原題: This Is Us  s1. ep9. "The Trip”
監督: サラ・ピア・アンダーソン
出演: マイロ・ヴィンティミリア、マンディ・ムーアスターリング・K・ブラウン、クリッシー・メッツ、ジャスティン・ハートリー、スーザン・ケレチ・ワトソン、クリス・サリヴァン、ロン・セファス・ジョーンズ
シリーズあらすじ:
これはあなたの物語です。誕生日が同じ36歳の男女3人。自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、"脱肥満"を目標に努力する女性、幸せな家庭を築いているエリートビジネスマン。置かれている状況も性格もまったく異なる彼らには、誕生日以外にも共通点があった…。人生の壁を乗り越えようとする中で、それぞれが大切なものを失い、そして見つけ、3人の運命の糸が次第にたぐりよせられていく。
エピソードあらすじ:
実の父親の存在を長年隠されていたことを知ったランダルは、母親への怒りが収まらない。そんな中、思い出があふれる別荘を母親が売ってしまう予定だと聞き、3人で別荘へ向かう。(Amazon Prime Videoより)
提供:20th Century Fox Television

 

 【気になるセリフ】

口論となり、ケイトから「私が怖がってる?」と訊ねられた時のオリヴィアの返答。

〖日本語字幕〗

痩せても

何も変わらないことをね

今のあなたが

真の自分だと気づくの

夢見た人生が結局はウソだと

思い知るのが怖いのよ

分かるわ

私だったら本当に恐ろしい 

 

〖英語〗

You’re scared that you’ll lose all the weight and that nothing will have changed, right?

That you will discover that the person who you’ve always been is who you truly are.

And, all your dreams of the kind of life you’re gonna lead one day are nothing more than lies you’ve told yourself.

I get it.

It’s scary.

I mean, if I were you, I’d be terrified.

相変わらずの辛口のオリヴィアですが、まだ自分でもはっきりとは気付いていないケイトの心理をズバッと捉えていますね。

 

レベッカから36年間ウソをつかれていたことに憤るランダルが、父のジャックにその怒りをぶつける。その時に、ジャックが返した言葉。

〖日本語字幕〗

レベッカのウソは残念だ

でも過去は変えられないぞ

今 どうしたい?

 

〖英語〗

I'm sorry that she lied to you...

But, we can't change that, so what do you want to do now?

これは人生の真理だと思います。

起きてしまったことは変えられませんよね。

なので、起こってしまったことに対して、怒り、悲しみ、悔しさなどの負の感情をずっと持ち続けるのではなく、それを解決・解消するために、どうしたらよいのかを考えることが最善策なのだと思います。

とは言いつつも、人間はやはり感情に流されることも多いので、そんな時にはこの言葉を思い出すようにしたいと思います!

 

ジャックがレベッカに、探偵を雇ってランダルの実父を探さないかと提案するシーンの中でのレベッカの言葉。

〖日本語字幕〗

あの子は手放さない 絶対に

いい親になるの

あの子にとって

十分な親になるのよ

 

〖英語〗

I cannot lose my son.

I can't.

We need to be enough for him.

WE NEED... TO BE... ENOUGH... FOR HIM.

万が一ランダルを奪われたら…という心配に苛まれるレベッカの姿が見られました。

ランダルのことを考えると最善の対応では無かったかもしれませんが、彼に対する深い愛情が伝わってきますね。

 

実父がいなくても自分たちがランダルの十分な親になるために、ジャックとレベッカはイヴェットのアドバイスに従って息子を道場に通わせるのですが、そこに親子3人で参加するシーンでも感動する出来事が描かれます。

ちなみに、あれを本当にやっている道場があり、実際に見学に行ったのだと、各エピソードの最後についている特典映像でマイロとマンディが語っていました。

スポ根ばりばりの儀式ですが、育児に対する向き合い方を考えさせられる良い取り組みだと思います!

そして、その道場でのシーンの後に出て来る、若い頃のウィリアムが手紙を読むシーンは号泣必至です!

若い頃のウィリアムを演じるジャーメル・ナカイア氏のお顔が本当に優しくて、か弱く薄幸な雰囲気を醸し出す演技が素晴らしいため、彼の登場場面を観るといつも、何かしてあげたいと母性本能をくすぐられてしまいます(笑)

彼の過去作を調べると、まだそんなに数は無いようなのですが、そんな彼が悪役を演じるとどうなるんだろうととても興味があるので、近い将来、そういう機会があればいいなと今から楽しみにしています!

 

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