気になるセリフ

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『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』煌びやかな世界を垣間見ることができるドキュメンタリー作品!!(英語セリフ付き)

憧れのオシャレで煌びやかな世界を垣間見ることができるドキュメンタリー作品『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』からのセリフをご紹介します!

 

まずは⇩作品紹介⇩から。

 

【作品紹介】

邦題: マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年
原題: Manolo: the Boy Who Made Shoes for Lizards
監督: マイケル・ロバーツ
出演: マノロ・ブラニク、アナ・ウィンター、リアーナ、パロマピカソ、シャーロット・オリンピアジョン・ガリアーノソフィア・コッポラ、イマン、アンジェリカ・ヒューストンルパート・エヴェレット、ペネロペ・ツリー 
あらすじ: 

1970年代のデビュー以来、ファッショニスタから熱狂的に支持されてきたシューズブランド<マノロラニク>。ダイアナ妃からメラニア・トランプまでセレブたちの大切なシーンで足元を素敵に輝かせてきた。大人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の主人公キャリーが愛してやまない靴として一般的にも爆発的なブームとなる。“芸術作品”として飾っておくことに喜びを見いだす誰もが虜になる、まさに“魔法の靴”。デザインを手がけるマノロ・ブラニクの魅力に迫るファッション・ドキュメンタリー!(Amazon Prime Videoより)
© HEELS ON FIRE LTD 2017

  

【気になるセリフ】

ノロの男性ものの靴を“彼の女性ものの靴より女性らしい”と修飾したルパート・エヴェレット(俳優/作家)が、後に、マノロの靴を性的に語った言葉。

〖日本語字幕〗
力強く攻撃的な靴に
興味を惹かれる
タトゥーの入った
巨根みたいだ
コンコルドの機首さ 
 
〖英語〗
I think the shoes which I love are very masculine.
Ah... they are very aggressive.
They look like giant tattooed cocks in a way with ah... concord heads.

もの凄い見方ですよね!

確かに、本編でも言われていましたが、ボンデージ風の靴などからはsensual(官能的)な雰囲気を感じますが、上記のように具体的に考えたことは無かったので、私にとってはとてもeye-opening(目からウロコ)な表現でした!(笑)

 

工房へ到着したマノロのお言葉。

〖日本語字幕〗

工房で過ごす時間が

人生の喜びだ

悲しいけれど

唯一の楽しみなんだ

毎日8時から10時まで働く

外の世界を忘れて

好きなことだけできる

 

〖英語〗
My joy in life is spending time in the factories, you see.
It is quite sad to say that, but this is the only thing I LOVE, totally in love.
Working every day from 8 to 10..., I get there, and the whole world disappears, just doing what I really adore to do.

それだけ打ち込めるものがあるというのは本当に幸せなことですよね!

しかもそれが仕事で、且つ、世界中でその成果が認められているなんて、私のような凡人には想像が及ばないところが沢山あるのだろうなと思ってしまいます。

 

モデルのペネロペ・ツリーが語る、マノロと彼の靴についての言葉。

〖日本語字幕〗

彼は靴を生き物として扱う

靴は動物ではないし

人間でもないけれど

彼の想像が生んだ生き物よ

 

〖英語〗

I love the way he calls his shoes his creatures..., you know, because... ah... they're not like animals, and they're not like people, but they are like creatures of his imagination.

ノロの靴が“creatures(生き物)”だというのは、あの繊細なデザインや豊かな色彩から、容易に納得できてしまいます。

私には高嶺の花なので、一度もマノロの“creatures”を飼ったことはないのですが、映画でも数人が言っていたように、“美しい上に踊りたくなるほど履きやすい”とのことなので、死ぬまでに一度は飼育してみたいです!(笑)

 

本作では、あらゆる業界のファッショニスタたちが登場し、華やかで煌びやかな世界を垣間見ることができ、チャーミングなマノロ本人の姿や、彼の本当にオシャレなファッションも拝見することができました!

欲を言えば、マノロの靴の制作シーンをもっと観てみたかったなとか、彼本人の深いインタビューがもっとあれば、より素晴らしい作品になっただろうなと思います。

 

誰かが本編中で、スペインが生み出した20世紀の三大偉人は、ピカソペドロ・アルモドバルマノロ・ブラニクだと言っていましたが、三人とも共通した色彩感覚を持っており、“スペインと言えば!”というような強烈な色使いをしますよね。

そういう強烈な色彩が大好きな私にとって憧れのスペインですが、まだ一度も訪れたことがないので、今日は、マノロの靴を履いて、バルセロナピカソ美術館を訪れ、かつてお見掛けしたにもかかわらず、こちらが仕事中だったため話しかけられずにその後ずーっと後悔しているアルモドバル監督に大好きだとお伝えする夢を観ようかと思います!(笑)

 

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