『私が、生きる肌』いい意味でクレイジー過ぎるアルモドバル作品!!
大好きなアルモドバル監督の『私が、生きる肌』を久しぶりに観てみましたが、やっぱりアルモドバル先生はクレイジー過ぎて素敵です!!
ということで、今日は『私が、生きる肌』からのセリフをご紹介します。
まずは⇩作品紹介⇩から。
【映画紹介】
邦題: 私が、生きる肌
原題: La piel que habito
英題: The Skin I Live In
監督: ペドロ・アルモドバル
出演: アントニオ・バンデラス、エレナ・アナヤ、マリサ・パレデス、ジャン・コルネット、ロベルト・アラモ、ブランカ・スアレス、スシ・サンチェス
あらすじ:
天才的な形成外科医ロベル・レガルは、神をも恐れぬ男だった。12年前に最愛の妻を失った悪夢のような出来事をきっかけに、あらゆる良心の呵責から解き放たれた彼は、倫理的に危うい遺伝子実験に没頭し、妻を救えるはずだった“完璧な肌”の研究に心血を注いできたのだ。その実験が最終段階に差しかかった頃、ロベルは監禁した“ある人物”の肉体に開発中の人工皮膚を移植し、ベラ・クルスという亡き妻そっくりの美しき女性を創り上げていくのだった…。(Amazon Prime Videoより)
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【気になるセリフ】
アントニオ・バンデラス扮する主人公のロベルが、学会で自分の実験に関して述べる時の一番最初の言葉。
〖日本語字幕〗顔はその人自身です火傷の患者にとって命を救われる以上に――“顔を持つこと”が重要です
確かに、顔はかなり重要ですよね。
これは、ロベルの過去の経験から来た言葉なのですが、もちろん、“命を救われる以上に”という部分は人によって様々な意見があると思います。
しかしながら、ニキビが一つできただけでも気になるぐらいなのに、顔全体に火傷の痕が残ってしまった方の想いは計り知れませんよね。。。
ロベルが、亡き妻そっくりのベラに向けて放った言葉。
〖日本語字幕〗
君の人生は
その膣にかかっている
膣は命の息吹だ
いや~、これはアルモドバル監督の作品でしかお目見えできないであろうセリフですよね!!!
この作品には原作があるようなのですが、このセリフはきっと、脚本も担当しているアルモドバル監督が書いたんじゃないかと思ってしまいます。
そうなんじゃないのかな~?!違うかな~??(笑)
原作が気になってきたので、今度読んでみようと思います!
気になるセリフはたくさん出て来たのですが、全部書くとキリがないので、今回は2つに絞ってみました。
他にも、アルモドバル監督っぽいなぁ~という狂気的なセリフも幾つかありますし、いつも通り、監督の映画には欠かせない美女たち(美しい裸体も)や、ラテンの美しい色彩、オシャレなインテリアなど、ストーリーだけではなく、全てに目を奪われます。
すぐにでも監督の他の作品も見返したいです!!
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