気になるセリフ

映画やドラマ作品の中で気になるセリフをピックアップ

「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」シーズン1:エピソード8. “感謝祭”(英語セリフ付き)

ピアソン家の伝統行事の成り立ちを描く「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」のシーズン1:エピソード8. “感謝祭” からのセリフをご紹介いたします。

 

 まずは⇩作品紹介⇩から。 

 

 【作品紹介】

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邦題: THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから s1. ep8. 感謝祭
原題: This Is Us  s1. ep8. "Pilgrim Rick”
監督: サラ・ピア・アンダーソン
出演: マイロ・ヴィンティミリア、マンディ・ムーアスターリング・K・ブラウン、クリッシー・メッツ、ジャスティン・ハートリー、スーザン・ケレチ・ワトソン、クリス・サリヴァン、ロン・セファス・ジョーンズ
シリーズあらすじ:
これはあなたの物語です。誕生日が同じ36歳の男女3人。自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、"脱肥満"を目標に努力する女性、幸せな家庭を築いているエリートビジネスマン。置かれている状況も性格もまったく異なる彼らには、誕生日以外にも共通点があった…。人生の壁を乗り越えようとする中で、それぞれが大切なものを失い、そして見つけ、3人の運命の糸が次第にたぐりよせられていく。
エピソードあらすじ:
ジャック一家は今年もレベッカの実家で感謝祭を過ごす予定だが、母との折り合いが悪いレベッカは落ち着かない。車で出発したものの、途中でアクシデントに遭ってしまう。(Amazon Prime Videoより)
提供:20th Century Fox Television

 

 【気になるセリフ】

ブコメに出て来るイケメンよりも素晴らしいと思っているトビーに、距離を置こうと告げる時のケイトの言葉。

〖日本語字幕〗

でも私は幸せじゃない

体重だけが問題じゃないのよ

今の私は――

私自身をコントロールしなきゃ

いけないの

それが――

他のどんなものより必要なのよ

それが何より大切なの 

 

〖英語〗

But, I’m still not happy, Toby.

Um, and it’s not just about my weight.

It's... it's just...

I’ve got to get a handle on myself, on the weight and on all of it.

And, I um...  God...

I... I need that more than anything right now, and I want it...

I want it more than anything right now.

ケイトは、そこまで好きな人に距離を置こうと言い出す程までに、追い詰められているんですね。

私だったらこんなに大胆な決断はできそうにないぐらいの、本当に辛い決断だったかと思います。。。

 

感謝祭を自分の家族と一緒に過ごさないかと誘うケヴィンに対するオリヴィアの返答。

〖日本語字幕〗

ケヴィン

ニュージャージー行きは

ゴメンよ

食パンみたいな退屈な家族と

過ごすのもね

 

〖英語〗

Kevin, I'm not spending Thanksgiving in New Jersey, meeting the walking slices of Wonder Bread responsible for... this.

同僚の(しかも、会ったこともない)家族のことを食パンに例えた挙句、ケヴィンのことを “これ” 扱いで、"responsible for this(これ、すなわちケヴィン、に対して責任のある)" ワンダーブレッド(食パン)だと言い捨てるなんて、親切なお誘いに対して、とても辛辣な返答ですよね!(笑)

日本ではワンダーブレッドと言われてもピンとこないため、日本語字幕では“退屈な食パン”と訳されていますが、ワンダーブレッドのパッケージはレトロでとても可愛いので、もし違う文脈で"the walking slices of Wonder Bread(歩くワンダーブレッド)"と言われたら、あのカラフルでポップなパッケージの歩く食パンを一瞬思い浮かべて、可愛いなと思ってしまいそうです(笑)

でも今回は、辛口なオリヴィアの真骨頂とでも言うべき高慢なセリフでした!

 

オリヴィアに「死ぬのってどう?」と聞かれ、ムッとしながらも質問に答えるウィリアムの言葉。

〖日本語字幕〗

この感じは・・・

人生の美しいピースが

自分の周りを舞っていて――

つかもうとする感じだ

私のひざで眠ってる孫娘の

寝息をつかみたいと思う

私のジョークで息子が笑うと

その笑い声をつかみたい

息子の胸から響く音を

だが どのピースも

動きが速くて つかめない

指先からこぼれ落ちてしまう

すると孫娘の寝息も

息子の笑い声も 形がなくなり

消える

 

〖英語〗

It feels... like all these beautiful pieces of life are flying around me, and I'm trying to catch them.

When my granddaughter falls asleep in my lap, I try to catch the feeling of her breathing against me.

And, when I make my son laugh, I try to catch the sound of him laughing..., how it rolls up from his chest...

But, the pieces are moving faster now, and I can't catch them all.

I can feel them slipping through my fingertips.

And, soon where there used to be my granddaughter breathing and my son laughing, there will be... nothing.

また毒舌なオリヴィアが出てきましたが、それに対するウィリアムの言葉は、さすがの詩人らしく美しいものでした。

この言葉を聞いているだけでも、テスとアニーの寝顔や呼吸、そしてランダルの笑顔と笑い声が鮮やかに目に浮かびますよね!

ウィリアムはこの直後に、クールを装うオリヴィアに痛烈なアドバイスを送りますが、それは、いつも斜に構える彼女の琴線にすら触れてしまいます。

そして、そのアドバイスはオリヴィアだけではなく、若者全体にとって身に沁みるものだと思うので、是非ウィリアムの言葉を聞いてみて下さいね!

 

このエピソードは、ピアソン家の現行の感謝祭の行事がどのようにできたのかを描いたものでした。

この元となるハプニングを、機転を利かせて楽しいものに変えたジャックは本当に素晴らしい父親で、そして、この経験を元に自分たちの伝統を作り上げる一家もとても素敵でした。

私もこんな家族を目指したいと思います!

でも、ラストはてんやわんやな混乱状態で終わったので、次のエピソードがとても楽しみです!!

 

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「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」シーズン1:エピソード7. “世界一の洗濯機”(英語セリフ付き)

兄と弟の葛藤をメインに描く「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」のシーズン1:エピソード7. “世界一の洗濯機” からのセリフをご紹介いたします。

 

 まずは⇩作品紹介⇩から。 

 

 【作品紹介】

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邦題: THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから s1. ep7. 世界一の洗濯機
原題: This Is Us  s1. ep7. "The Best Washing Machine in the Whole World”
監督: サイラス・ハワード
出演: マイロ・ヴィンティミリア、マンディ・ムーアスターリング・K・ブラウン、クリッシー・メッツ、ジャスティン・ハートリー、スーザン・ケレチ・ワトソン、クリス・サリヴァン、ロン・セファス・ジョーンズ
シリーズあらすじ:
これはあなたの物語です。誕生日が同じ36歳の男女3人。自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、"脱肥満"を目標に努力する女性、幸せな家庭を築いているエリートビジネスマン。置かれている状況も性格もまったく異なる彼らには、誕生日以外にも共通点があった…。人生の壁を乗り越えようとする中で、それぞれが大切なものを失い、そして見つけ、3人の運命の糸が次第にたぐりよせられていく。
エピソードあらすじ:
幼少期からギクシャクした関係が続くケヴィンとランダル。ある晩2人きりで食事をすることになり、感情をぶつけ合う。また、ウィリアムはベスに長年隠してきた秘密を漏らしてしまう。(Amazon Prime Videoより)
提供:20th Century Fox Television

 

 【気になるセリフ】

からしっくりこない仲である兄ケヴィンと弟ランダルが、奇しくも初めて2人で食事に行くことになるが、それがきっかけで互いに対する思いが浮き彫りになる。その時のランダルの言葉。

〖日本語字幕〗

お前が俺を犬扱いした

俺も犬みたいに何度も

お前のところに行ったんだ

愛情や敬意のかけらをくれるかもとね

 

〖英語〗

It means you treated me like a dog.

And just like a dog, I kept coming again and again, just hoping for a scrap from you like a crumb of affection, kindness or respect...

ランダルは、ケヴィンから弟として認めてもらいたかっただけだったんですね。

学生時代のシーンが挿入され、姉のケイトに相談後、喧嘩したケヴィンと仲直りしようと兄に声を掛けますが、冷たくあしらわれてしまいます。

 

上記のランダルの言葉に対するケヴィンの発言。

〖日本語字幕〗

敬意が欲しい?

違う 勝ちたかったんだろ

事あるごとに

俺に勝ってきた

 

〖英語〗

Respect?  You wanted my respect?

Yeah, OK.  No, you wanted to show me up, Randall.

Which is what you did every single chance you got!

You showed me up!

それに対しケヴィンは、ランダルが常に自分にマウンティングを取ろうとしているのだと思い込んでいました。

そこにも、ケヴィンがそう確信した出来事が挿入されます。

フットボールは元々ケヴィンがやっていたのに、急にランダルも自分の通う別の学校でフットボールチームに入り、結局2人は対戦することになるのです。

恐らく、ランダルはケヴィンと仲良くしたくてフットボールをやり始めたのでしょうが、ケヴィンは、また弟がマウンティングを取ろうとしていると思ってしまい、そういうすれ違いが積み重なって時々大きな喧嘩が勃発し、そのまま深く話し合わないまま大人になるまで来てしまったんでしょうね。

でもこの後、2人の長年のわだかまりは溶けてきたように見えます。

2人はどのように歩み寄ったと思いますか?

こんなに長い間不仲だったにもかかわらず、やはり一緒に育った兄弟なんですね!

 

ベスと義理の実父にあたるウィリアムが2人で話しているシーンでのやりとり。

〖日本語字幕〗

ウィリアム:

私は ずっと独りだった 

今はランダルがいる

君もいる

それに寝る前も目覚めても

子供たちがいる

 

ベス:

いいことよね

 

ウィリアム:

1つを除けばね

死ぬのが寂しくなった

 

〖英語〗

William:

Me, I pretty much always lived alone.

Now, I have Randall... and you... and the girls to fall asleep to, wake up to everyday.

 

Beth:

I hope that's a good thing.

 

William:

Mostly...

Makes me feel sad to die.

今まで十字架を背負って孤独に生きてきたウィリアムが言うと、通常より何倍も重い言葉に聞こえますよね。

他のシーンなどで、ウィリアムが中心でないシーンであっても、皆の側で心から幸せそうに笑う彼の姿を観ていると、温かいものが込み上げて来て、とっても嬉しくなってしまいます。

 

このエピソードの冒頭とエンディングに出て来る、タイトルにある“世界一の洗濯機”にまつわるシーンもとても素敵で、ほっこりすると同時に、同じ音なのに映像が違うだけでこんなにも感じ方が違うものなんだなと、映像の偉大さを改めて感じるオシャレな演出でした!

 

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「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」シーズン1:エピソード6. “レッスン”(英語セリフ付き)

このエピソードの邦題の通り、色んな教訓が得られる「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」のシーズン1:エピソード6. “レッスン” からのセリフをご紹介いたします。

 

 まずは⇩作品紹介⇩から。 

 

 【作品紹介】

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91+QgftdAJL._SX450_.jpg

邦題: THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから s1. ep6. レッスン
原題: This Is Us  s1. ep6. "Career Days"
監督: クレイグ・ジスク
出演: マイロ・ヴィンティミリア、マンディ・ムーアスターリング・K・ブラウン、クリッシー・メッツ、ジャスティン・ハートリー、スーザン・ケレチ・ワトソン、クリス・サリヴァン、ロン・セファス・ジョーンズ
シリーズあらすじ:
これはあなたの物語です。誕生日が同じ36歳の男女3人。自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、"脱肥満"を目標に努力する女性、幸せな家庭を築いているエリートビジネスマン。置かれている状況も性格もまったく異なる彼らには、誕生日以外にも共通点があった…。人生の壁を乗り越えようとする中で、それぞれが大切なものを失い、そして見つけ、3人の運命の糸が次第にたぐりよせられていく。
エピソードあらすじ:
ジャックはランダルの転校を勧められて悩む。悲しみの演技につまずくケヴィンを、共演女優は妙な場所にいざなう。新たな職を得たケイトだが、雇用主には別の意図もあり…。(Amazon Prime Videoより)
提供:20th Century Fox Television

 

 【気になるセリフ】

ランダルには特別な才能があると学校の先生に告げられるが、起業を考えていた矢先のジャックが、同じく黒人であるランダルの友人の母親イヴェットにアドバイスを求めた時の、彼女の返事。

〖日本語字幕〗

ジャック

ランダルは特別な子よ

あの子のチャンスを

潰す行為を――

"仕方ない"と言ってほしいなら

他の黒人を当たって

 

〖英語〗

Jack, Randall is special.

So, if you're looking for somebody to make you feel better about denying him a special opportunity, you may just have to find yourself another black person.

とても潔くてカッコイイですね!

ジャックもこのスパッとした切れ味の鋭い言葉に心を動かされます。

 

悲しみの感情を表に出すことが苦手なケヴィンに対して、舞台で彼の相手役を演じるオリヴィアが投げかけた言葉。

〖日本語字幕〗

なぜ痛みから逃げる?

感情を怖い生き物扱いして

避けないで

痛みはあなたの一部なの

 

〖英語〗

Why do you push all of that away?

You can't just kill the feelings like they're some creature that you are afraid of.

That pain is a part of you.

さすが女優さんの言葉という感じですね!

父親の死後、悲しみの感情を封印しているケヴィンは、この言葉に心を打たれます。

 

兄姉と違うことで2人から嫌われないように、自分の特別な才能を隠しているランダルに気付いたジャックが彼にかけた言葉。

〖日本語字幕〗

違っていいんだ

一人ひとり 違っていい

できる限り

個性を伸ばしてほしいんだ

 

〖英語〗

I want you to stand out.

I want all of you to be as different as you can possibly be in all the best ways.

中学校の頃、成績が良いのがダサいというような風潮があり(私の地域だけでしょうか?)、同級生たちより成績の面で目立つということを出来るだけ避けたいと思っていた事を思い出しました。

子どもも、子ども同士の厳しい世界の中で生きているんだということを改めて感じさせられたシーンでした。

このシーンもとても感動的なのですが、お父さん役のマイロ(「HEROES/ヒーローズ」でも大好きでした!)の演技はもとより、子ども時代のランダルを演じるロニー・チェイヴィス君の演技も秀逸でしたよ!

 

このエピソードの邦題は「レッスン」となっておりますが、英語では“教訓”という意味もあるその言葉通り、子育て、トラウマ、親子関係などに関する様々な素晴らしい教訓が得られた素敵なお話でした!

 

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「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」シーズン1:エピソード5. “スーパーボウルの夜”(英語セリフ付き)

“子どもを持つとは?”ということについて考える「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」のシーズン1:エピソード5. “スーパーボウルの夜” からのセリフをご紹介いたします。

 

 まずは⇩作品紹介⇩から。 

 

 【作品紹介】

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邦題: THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから s1. ep5. スーパーボウルの夜
原題: This Is Us  s1. ep5. "The Game Plan"
監督: ジョージ・ティルマン・Jr
出演: マイロ・ヴィンティミリア、マンディ・ムーアスターリング・K・ブラウン、クリッシー・メッツ、ジャスティン・ハートリー、スーザン・ケレチ・ワトソン、クリス・サリヴァン、ロン・セファス・ジョーンズ
シリーズあらすじ:
これはあなたの物語です。誕生日が同じ36歳の男女3人。自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、"脱肥満"を目標に努力する女性、幸せな家庭を築いているエリートビジネスマン。置かれている状況も性格もまったく異なる彼らには、誕生日以外にも共通点があった…。人生の壁を乗り越えようとする中で、それぞれが大切なものを失い、そして見つけ、3人の運命の糸が次第にたぐりよせられていく。
エピソードあらすじ:
スーパーボウルの日。早く子供の欲しいジャックは、それに否定的なレベッカと口論になる。ケヴィンは舞台のオーディションに合格したが、不安でたまらない。ランダルは妻から意外なことを告げられ…。(Amazon Prime Videoより)
提供:20th Century Fox Television

 

 【気になるセリフ】

自分は生死を語れるような人間じゃないと言うケヴィンに、ウィリアムがかけた言葉。

〖日本語字幕〗

君はそれが多いな

自分を疑うこと

あの番組での君はとても良かった

 

〖英語〗

You do that a lot.

Doubt yourself.

You were very good, Kevin, on that show. 

自分はアニメに出て来るようなおバカな犬で、ウィリアムは賢いフクロウみたいだと言うケヴィンは、いつも“自分はバカだから…”と他人からバカにされるのを恐れて、自分の本当に考えていることを表に出さなかったりします。

私も彼の気持ちはよくわかります。

でも時々、どうあがいても自分はバカなので、取り繕っても仕方ないと諦めて、どんどん表現していかなきゃなぁ~なんて思っています!(笑)

 

子どもが欲しいジャックと口論になったレベッカが、後に、今の心情を彼に吐露する際の発言。

〖日本語字幕〗

私がおかしいの

同い年の友達には

もう みんな子供がいるのよ

なのに…

まだ店で歌ってるし

大人になりきれてないせいかも

だって将来の私たちを

イメージすると――

子供の姿が見えるの

でもね

今の暮らしが好き

本当に楽しいの

変わるのが怖くてたまらない

 

〖英語〗

I don't know what's wrong with me.

All of my friends at my age have kids... every single one of them.

And... maybe it's 'cause I'm still singing at Froggy's, and I'm not as far along as I thought I would be.

I don't know...

'Cause the truth is, when I close my eyes and then think about our future..., I see us with kids, Jack...
I just... I love our life.

I love it right now..., and I'm so scared of changing it.

とても正直な言葉ですよね。

確かに、今の暮らしが大好きだと、それを変えるにはとても勇気が必要ですよね。

でも、それに対するジャックの返事が、そんな彼女の考えをも変えてしまいます。

素敵ですね!

 

上記の1つめのセリフの後、ケヴィンは幼いテスとアニーからバカにしないという約束を取り付けた上で、人間の生死に関して、自分が描いた絵を見せながら、自分の考えを話す時の言葉。

〖日本語字幕〗

今はそのことが

よく分からなくても――

愛する人は いつか亡くなる

明日かもしれないし

数年先かもしれない

でも考えてごらん

もし誰かが死んで

姿が見えなくなっても

同じ絵の中にいるんだと思う

死は存在しない

"君"とか”彼ら”とかもなく

みんな1つなんだ

このいい加減で――

ステキなものには

始まりも終わりもない

今があるだけ

俺たち みんなだ

 

〖英語〗

And, even if you don't understand how yet..., people will die in our lives..., people that we love...

In the future...  Maybe tomorrow...  Maybe years from now...

I mean it's kind of beautiful, right?

If you think about it, the fact that just because someone dies, just because you can't see them or talk to them anymore, it doesn't mean they're not still in the painting.

I think maybe that's the point of the whole thing.

There's no dying.

There's no "You" or "Me" or "Them"...

It's just "Us"...

And this... sloppy... wild, colorful, magical thing that has no beginning..., has no end...

It's right here...

I think it's us.

もっともっと長いセリフだったのですが、途中から抜粋してあります。

バカだと思われるという恐怖心を乗り越えて、ちゃんと自分の言葉で姪っ子たちに人の生き死にについて話すことが出来ましたね。

これで、彼の中で何かが変わるといいですね!

 

このエピソードでは、特に、“子どもを持つとは?”ということについて描かれた回だと思います。

ジャックとレベッカの他にも、ランダルとベスのカップルにも、それについて考えさせられる出来事が起こります。

やはり、子育てには相当の覚悟が必要だと思いますが、それにも増して素晴らしい経験が得られるのでしょうね!

 

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「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」シーズン1:エピソード4. “プール”(英語セリフ付き)

様々な葛藤が描かれますが、特に今回は人種問題にも深く切り込む「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」のシーズン1:エピソード4. “プール” からのセリフをご紹介いたします。

 

 まずは⇩作品紹介⇩から。 

 

 【作品紹介】

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邦題: THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから s1. ep4. プール
原題: This Is Us  s1. ep4. "The Pool"
監督: グレン・フィカーラジョン・レクア
出演: マイロ・ヴィンティミリア、マンディ・ムーアスターリング・K・ブラウン、クリッシー・メッツ、ジャスティン・ハートリー、スーザン・ケレチ・ワトソン、クリス・サリヴァン、ロン・セファス・ジョーンズ
シリーズあらすじ:
これはあなたの物語です。誕生日が同じ36歳の男女3人。自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、"脱肥満"を目標に努力する女性、幸せな家庭を築いているエリートビジネスマン。置かれている状況も性格もまったく異なる彼らには、誕生日以外にも共通点があった…。人生の壁を乗り越えようとする中で、それぞれが大切なものを失い、そして見つけ、3人の運命の糸が次第にたぐりよせられていく。
エピソードあらすじ:
ジャックはレベッカと子供たちを連れてプールへ。すると子供たち3人のそれぞれの悩みが浮き彫りになる。トビーの前妻に遭遇したケイトは、自分とはまるでタイプの違う彼女を調べ始める。(Amazon Prime Videoより)
提供:20th Century Fox Television

 

 【気になるセリフ】

公民権運動にも参加したことのある実父のウィリアムに、ランダルが投げかけた言葉。

〖日本語字幕〗

白人家庭で育った俺は

黒人差別と無縁だと思うか?

 

〖英語〗

Because I grew up in a white house, you think that I don't live in a black man's world.

ちょうどその日の朝にあった黒人差別的な出来事が発端となり、自分はそういった差別を受け入れているとウィリアムから無言で批判されていると感じているランダルが、急に爆発するシーンです。

この時に、たった今この瞬間でさえ店員や警備員たちから差別されているし、毎日がその連続で、毎回毎回怒ってなんかいられないと話します。

彼のように賢く、大企業でバリバリ働き、身なりも相当しっかりしていてもです。

アメリカの差別問題は本当に根が深いことを思い知らされますね。

 

ケイトが、恋人であるトビーの元妻を見かけ、ふくよかな自分とは全く違う身体つきの彼女に囚われてしまい、ある突飛な行動に出てしまう。そして、そのことをトビーに告白した際に、彼が彼女に言った言葉。

〖日本語字幕〗

"問題"は

君の専売特許じゃない

 

〖英語〗

So, you haven't cornered the market on problems, Kate.

いつも冗談ばかり言っているトビーが、初めて真剣に弱さを見せたシーンでした。

ケイトは常に自分の身体つきに悩み、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまいますが、いつもおちゃらけているトビーにだって、何も悩みが無いわけはないですよね。

それに気付かされたケイトも、問題を抱えているのは自分だけじゃないのだと自分の行動を反省し、もしかすると、少しは救われたかもしれませんね。

 

アフリカ系アメリカ人のランダルが、同じ人種であるベスとの間に生まれた娘テスが学校の演劇で白雪姫を演じたことについて言及した発言。

〖日本語字幕〗

娘は白雪姫を

おかしいと思わない

つまり そういうことなんだよ

 

〖英語〗

The fact that my daughter doesn't find anything unusual about her playing Snow White...

That's the whole idea.

このシーンの前に、テスが白雪姫を演じるシーンも描かれますが、黒人の少女が白雪姫だと名乗り、王子役の白人少年から「こんな色白の美人は初めて見た」というセリフを言われると、周りの白人の大人たちが笑いながら携帯でその様子を撮影するというシーンでした。

その時のランダルの表情と、この一連の会話から、人種の壁を気にしないようにのびのびと娘たちを育てて来たことに関して、彼にはまだ迷いがあったのだと感じました。

そして、人種差別には黙っていられないというスタンスの実父に、全てを肯定してもらいたかったのだなと。

この後、実父のウィリアムはどう答えたと思いますか?

 

このエピソードでも、各々のキャラクターの葛藤が描かれ、強く引き込まれてしまいました。

そして、プールのシーンでは、黒人の肌に日焼け止めは必要なのか?や、白人家庭で育つ黒人少年の襟足にある傷は、親が思っている湿疹ではなく、何なのか?なども描かれ、今まで考えたことも無かったことだったので、人種の違いによる習慣の差にハッとさせられました。

とても気付きの多いドラマなので、皆さんも、是非ご覧になってみて下さいね!

 

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「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」シーズン1:エピソード3. “秘密”(英語セリフ付き)

色んな形の愛が溢れる「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」のシーズン1:エピソード3. “秘密” からのセリフをご紹介いたします。

 

 まずは⇩作品紹介⇩から。 

 

 【作品紹介】

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91+QgftdAJL._SX450_.jpg

邦題: THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから s1. ep3. 秘密
原題: This Is Us  s1. ep3. "Kyle"
監督: グレン・フィカーラジョン・レクア
出演: マイロ・ヴィンティミリア、マンディ・ムーアスターリング・K・ブラウン、クリッシー・メッツ、ジャスティン・ハートリー、スーザン・ケレチ・ワトソン、クリス・サリヴァン、ロン・セファス・ジョーンズ
シリーズあらすじ:
これはあなたの物語です。誕生日が同じ36歳の男女3人。自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、"脱肥満"を目標に努力する女性、幸せな家庭を築いているエリートビジネスマン。置かれている状況も性格もまったく異なる彼らには、誕生日以外にも共通点があった…。人生の壁を乗り越えようとする中で、それぞれが大切なものを失い、そして見つけ、3人の運命の糸が次第にたぐりよせられていく。
エピソードあらすじ:
ケイトの歌のうまさに感心したトビーは、彼女にあるサプライズを行う。レベッカは養子に迎えた赤ん坊との絆をどうしても感じられず、悩んだ末に思い切った行動に出る。(Amazon Prime Videoより)
提供:20th Century Fox Television

 

 【気になるセリフ】

1人で3人の子どもたちを連れてドクターKのところに健診に来たジャックが、最近放心状態である妻のレベッカを心配し、ドクターKにアドバイスを請う時の言葉。

〖日本語字幕〗

心が弱ってるようで

赤ん坊がそうさせたのかも

先生は治せますよね?

 

〖英語〗

I think she might be a little broken.

I think the babies might have broken my wife.

You can fix her, right?

“赤ちゃんたちが自分の妻を壊してしまったのかも”という直接的な表現から、ジャックが相当焦っているのが伝わってきますね。

それに対するドクターKの返事がまた素晴らしいんです。

しかも、レベッカもその問題を自分で解決しようと動くのですが、その方法もまたスゴイんですよね~。

 

ケイトの夢を叶えてあげようとするトビーが、ある場所で、皆の前でマイクを握るのですが、その時に放ったジョーク。

〖日本語字幕〗

淑女と細菌の皆さん

こんにちは

 

〖英語〗

Alright, good afternoon, Ladies and Germs...

ジェントルマンをジャームス(細菌)に言い換えた、何てことない親父ギャグなのですが、ちょっと吹き出してしまいました(笑)

いつも冗談ばかり言っておちゃらけているトビーですが、実はとっても心優しい人物で、私はこのキャラクターも大好きなので、つい笑ってしまったのかもしれません!

 

レベッカとジャックが同じ出来事で悩んでおり、ジャックがその気持ちを語った言葉。

〖日本語字幕〗

頭から離れない

あの子を思うと

罪悪感を覚えるし

思わないと そのこと自体に

罪悪感を覚える

 

〖英語〗

That's all I think about...

I feel... I feel guilty when I think about him, and then, I'd feel guilty when I stop thinking about him.

人間は、自分の力ではどうしようもないような悲しい出来事に対してですら、こういう気持ちになりますよね。

大災害後のインタビューで「何故自分が生き残ってあの人が亡くなってしまったんだろう。自分が代わりに死ねば良かったのに、と罪悪感を覚え、その人のことを毎日考えなくなると、それはそれで罪悪感を感じる。」とよく聞いたのを思い出しました。

 

このエピソードでは、登場するどの夫婦、カップル、兄妹弟、親子にも愛が溢れており、人生色々ありますが、やっぱり想い合う人々の姿を観ると、心が温まりますね! 

そして、こういう素敵なドラマは、時間を忘れてどんどん観続けてしまうので、かなりの自制心が必要ですよね!!(笑)

 

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「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」シーズン1:エピソード2. “ビッグ・スリー”(英語セリフ付き)

衝撃的なセリフが頭から離れない「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」のシーズン1:エピソード2. “ビッグ・スリー” からのセリフをご紹介いたします。

 

 まずは⇩作品紹介⇩から。 

 

 【作品紹介】

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91+QgftdAJL._SX450_.jpg

邦題: THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから s1. ep2. ビッグ・スリー
原題: This Is Us  s1. ep1. "The Big Three"
監督: ケン・オリン
出演: マイロ・ヴィンティミリア、マンディ・ムーアスターリング・K・ブラウン、クリッシー・メッツ、ジャスティン・ハートリー、スーザン・ケレチ・ワトソン、クリス・サリヴァン、ロン・セファス・ジョーンズ
シリーズあらすじ:
これはあなたの物語です。誕生日が同じ36歳の男女3人。自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、"脱肥満"を目標に努力する女性、幸せな家庭を築いているエリートビジネスマン。置かれている状況も性格もまったく異なる彼らには、誕生日以外にも共通点があった…。人生の壁を乗り越えようとする中で、それぞれが大切なものを失い、そして見つけ、3人の運命の糸が次第にたぐりよせられていく。
エピソードあらすじ:
ドラマ降板を宣言したケヴィンだが、思わぬ障壁があることを知らされる。ケイトはダイエットのストレスが爆発。ランダルの妻ベスは、夫が連れてきた実父の行動を怪しむ。(Amazon Prime Videoより)
提供:20th Century Fox Television

 

 【気になるセリフ】

ドラマの降板を直談判するケヴィンに、放送局のお偉いさんが言い放った言葉。

〖日本語字幕〗

仮に去るなら

君のキャリアを破壊する

俳優の

テイラー・ジェニングスを?

私が潰した

 

〖英語〗

If you do, I'll be forced to NAGASAKI your life and career.

Hey, have you heard of the actor uh... Taylor Jennings?

I NAGASAKIed him.

とても良いドラマなのですが、ここはさすがに日本人として物凄い衝撃を受けました。

"Nagasaki your life and career"なんて。。。

少し調べてみると、やはり多くの方々が衝撃を受けたという文章が見られました。

私はこのドラマで初めて、こういう意味で使われるNagasakiを聞いたのですが、「NagasakiよりもHiroshimaの方が、こういった意味でより使われていたが、今はどちらもほぼ使われない」というようなアメリカの方の書き込みも見られました。

確かに、Hiroshimaが代わりに使われているのは聞いたことがあるような気がしますね。。。

では、今回は何故Hiroshimaじゃなかったのか?

アメリカ内で結構多い認識である“1回目の原爆投下の地である広島に関しては賛否あるが(戦争終結に必要だったという意見が多いと聞きます)、その3日後にあたる2回目の投下(長崎)に関しては確実に間違いだった”という意味を込めて、このNagasakiという表現を使ったのではないかという意見がありました。

それを使うことで、よりこの登場人物のヒールぶりを強調させたかったということですね。

下記の記事に出て来る"前長崎原爆資料館長で作家の青来有一さんの話"のように、悪役にそれを言わせることで、脚本家としては原爆を否定的に捉えていると考えられますし、私としては、こんな感動的な脚本を書く人なので、そういうことだろうな(そうであって欲しいな)と思っています。

アメリカでは、広島に原爆が落とされたことは知っていても、長崎に関しては知らない人が多いという事実があるとのことですので、このドラマでその事実を自国民に喚起して考える機会を作ったのだと思いたいです。

それにしても、HiroshimaでもNagasakiでも、このように使う人に出会ったら、その人とは今後一切かかわり合いになりたくないですよね。

このセリフを言った役を演じるブラッド・ギャレット氏は、「Hey!レイモンド」を観ていた私にとって大好きな役者さんだったのですが、このセリフを吐いた時に一瞬嫌いになりそうでした(笑)が、ドラマの役だったと思い直しました!

ちなみに、製作者側は西日本新聞の取材に、“エピソード自体に語らせることを望んでおり、残念ながらそのことについて話すつもりはない”と答えたのことです。

 

 

 

大人になったケヴィンが精神的に弱っている時に、幼い頃によく虐めていた弟ランダルに電話をかけた時の2人のやり取り。

〖日本語字幕〗

ケヴィン: いい兄貴じゃなかったな

ランダル: そうだな

ランダル: まだ挽回できる

 

〖英語〗

Kevin:  I was not a very good brother to you, was I?

Randall:  No, you weren't..., but you still got time.

良い兄貴じゃなかったことを肯定されてケヴィンは落ち込むも、ランダルの「でもまだ挽回できる」という優しい一言に癒されるシーン、とてもグッときますね。

 

ランダルの妻ベスが夫を守ろうとして、ランダルが聞きづらいであろうことを彼の本当の父親ウィリアムに訊ねる時の前置きの言葉。

〖日本語字幕〗

ランダルにだって悪習はある

高潔さが彼の悪習よ

完璧でないと気が済まない

だから愛してるし――

時には守らないといけない

 

〖英語〗

Randall's not free of vice, William.

His vice is his goodness.

It's his compulsive drive to be perfect.

That's why I love him, but it's also why I have to protect him sometimes, you know?

ランダルの常に良い人であろうとする素晴らしい人格と共に、ベスがそんな彼を男性として、そして人間として愛し、時には行き過ぎて壊れてしまいそうになる彼を守ろうとする母性のような愛情までもが表れている見事なセリフだと思います。

 

このエピソードでは、最後の方に、妻に対するジャックの愛が語られるのですが、喧嘩の後にあんなことを言われたら絶対許しちゃう!という感じのあまーいお言葉です(笑)

子どもの頃になりたい夢が無かったという人はあまりいないかもしれませんが、もしいらっしゃったら、パートナーと喧嘩した後、パートナーにあのマジカルな言葉を言えば絶対に許してもらえると思います!(笑)

是非お試しあれ!!

 

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