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「モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~」エピソード7.“僕らが見つけた家族のカタチ”(英語セリフ付き)

私の大好きなニューヨークが舞台で、とても評価の高いドラマ 「モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~」のエピソード7.“僕らが見つけた家族のカタチ”を観ましたので、そこからのセリフをご紹介いたします。

 

 まずは⇩作品紹介⇩から。 

 

 【作品紹介】

邦題: モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~ ep7. 僕らが見つけた家族のカタチ
原題: MODERN LOVE ep7. "Hers Was a World of One"
監督: ジョン・カーニー
出演: オリヴィア・クック、アンドリュー・スコットエド・シーラン、Brandon Kyle Goodman
シリーズあらすじ:
思いも寄らない人物との友情。失恋のやり直し。転換期を迎えた結婚生活。デートとは言えないかもしれないデート。型にはまらない形の家族。これらすべては、ニューヨーク・タイムズ紙の人気コラム「Modern Love」に実際に投稿されたエッセーに基づく、愛の喜びや苦悩についてのユニークな物語だ 。
エピソードあらすじ:
オープンアダプションを選択しても、早く赤ん坊を迎えられるとは限らない…。それに斡旋機関からは、ゲイのカップルだから、より長く待つ必要があるかもしれないとも言われていた。

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 【気になるセリフ】

イカップルのアンディが⇩のように感じており、養子を迎えようと考え、パートナーのトビンにそれを打診する時の言葉。

〖日本語字幕〗

自分や今の幸せに

飽きないか?

僕は自分に飽き飽きしてる

︙ (少しやりとりがあり...)

何か欠けてる

 

〖英語〗

Don't you get bored of yourself?

Of your happiness, your mindfulness, your running, your career...

I get so bored of me.

 

Honey, I feel imcomplete.

この言葉を言えるのは、結構裕福で幸せな人だと思いませんか?

既にある程度幸せで、マインドフルネスやランニングという趣味があり、一定程度以上のキャリアを持つ人々だけが言える言葉ですよね。

それでも、やはり何かが欠けているという感覚は、人間は完全に満足することはできない生き物なのだろうなと改めて考えさせられます。

 

その裕福なカップルが、ホームレスの女性カーラのお腹にいる赤ちゃんを養子にすることになり、麻酔無しで出産中のカーラが、横で付き添いながら麻酔を勧めるトビンに放った言葉。

〖日本語字幕〗

この痛みを感じたいの

チクショー話しかけるな!

 

〖英語〗

Because I wanna experience it.

I wanna feel it.

Fuck!  Jesus fucking Christ!!

I don't wanna talk, so don't do it!!!

とても率直でタフなカーラをよく表したセリフだと思います!(笑)

私も赤ちゃんを産むことがあれば、どれだけの痛みなのかをとりあえず麻酔無しで経験してみたいと思いますが、途中で「やっぱり麻酔お願いします!!(泣)」って言っちゃいそうです。

例え本物でなく演技であっても、出産の映像を見る度に、お母さんたちは本当に凄いなと感動します。

 

トビンが、産まれたばかりの赤ちゃんに、生みの親であるカーラの説明を語りかける時の言葉。

〖日本語字幕〗

どっしりと君をお腹に抱え

いざ産むという時も

一瞬も不安を見せなかった

 

〖英語〗

She carried you like a trooper.

And, she gave birth to you without one moment of fear.

trooper(兵士)のように赤ちゃんをお腹に抱えてというフレーズが、正にカーラを的確に捉えた表現でした。

 

この作品で一番好きなシーンは、出産直後にトビンがカーラと話す場面で、トビン役のアンドリュー・スコットが泣くシーンがあるのですが、これがどう見ても演技に見えないというところです!!

本当にリアルで、またもらい泣きしてしまいました(笑)

あと、カップルのやりとりが可愛らしかったり、笑えるシーンも沢山あります。

それと、後で気付いたのですが、トビン役のアンドリュー・スコットアイルランド出身で、カーラ役のオリヴィア・クックがイギリス出身とのことですが、本編中の2人のアクセントが完璧なアメリカ英語で、そうとは全く気付きませんでした。

2人の(違う作品の)インタビューを見てみたのですが、2人とも(特にオリヴィア)に自国の訛りが窺えました。

そう考えると、ただでさえ素晴らしい演技だったのに、特にオリヴィアのあの早口のセリフ回しで、あの完璧なアメリカ英語を話していたなんて、なんて器用なんだ!と驚いてしまいました!

ということで、こちらのエピソードも必見です!!