気になるセリフ

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「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」シーズン1:エピソード16. “メンフィス”(英語セリフ付き)

自分がいなくなった時にどう思い出してもらいたいかということを考えさせられる「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」のシーズン1:エピソード16. “メンフィス” からのセリフをご紹介いたします。

 

 まずは⇩作品紹介⇩から。 

 

 【作品紹介】

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91+QgftdAJL._SX450_.jpg

邦題: THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから s1. ep16. メンフィス
原題: This Is Us  s1. ep16. "Memphis”
監督: グレン・フィカーラジョン・レクア
出演: マイロ・ヴィンティミリア、マンディ・ムーアスターリング・K・ブラウン、クリッシー・メッツ、ジャスティン・ハートリー、スーザン・ケレチ・ワトソン、クリス・サリヴァン、ロン・セファス・ジョーンズ
シリーズあらすじ:
これはあなたの物語です。誕生日が同じ36歳の男女3人。自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、"脱肥満"を目標に努力する女性、幸せな家庭を築いているエリートビジネスマン。置かれている状況も性格もまったく異なる彼らには、誕生日以外にも共通点があった…。人生の壁を乗り越えようとする中で、それぞれが大切なものを失い、そして見つけ、3人の運命の糸が次第にたぐりよせられていく。
エピソードあらすじ:
ウィリアムは息子のランダルに故郷のメンフィスを見せたいと言う。ベスは退院したてのランダルが心配で仕方ないが、2人を送り出す。こうして父と子の2人旅が始まる。(Amazon Prime Videoより)
提供:20th Century Fox Television

 

 【気になるセリフ】

ウィリアムから、お父さん(ジャック)はどんな人だったかと聞かれ、それに答えるランダルの言葉。

〖日本語字幕〗

人間的にデカい人かな

笑い方が最高だった

大声で笑ってることに

自分で驚くような笑い方だ

のびのび笑うんだよ

 

〖英語〗

Larger than life..., I guess.

Haha... He had this really great laugh.
It's like when he laughed, it was like uh... like it almost surprised him, you know?
Like it surprised him that he could laugh so freely.

誰かにパッと思い出してもらう時に、笑っている顔を思い出してもらえるのって本当に素敵なことですよね!

それって、笑っていることが多い(≒幸せ)ということだと思うので、私も笑顔を思い出してもらえるよう、これからも大口を開けて笑っていこうと思います!!(笑)

 

ランダルと共に、今は他人が住む、かつて母と2人でずっと暮らしていた家を訪ねたウィリアムが、子どもの頃に隠していた宝物を探し出した時の言葉。

〖日本語字幕〗

宝物だ

おもちゃと

25セント硬貨が3枚

昔 ここに隠した

それが今でも

ここにちゃんとある

すごくないか?

世界がこんなふうに

機能するのは不思議だ

 

〖英語〗

My Treasure.

A few toys and three quarters.

I put them here once..., and after all these years later, they're still here.

Isn't that something?

Isn't it strange how the world... sticks and moves like that?

ウィリアムがこの家を出て40数年が経ったものの、(恐らく50年以上も前から)隠していた宝物は変わらずそこにあるという事実に、何だかとても癒される気がしませんか?

もちろん、隠してあったので当然だと言えばそうなのですが、この世の中には年月が経っても変わらないものがあるんだという安心感がありますよね。

それは、離れて以来36年が経っていたランダルとウィリアムの間の絆も、出会って初めの内こそ見えづらくなってはいたものの、そこに昔から変わらずずっとあったのだと暗示していたのかもしれませんね。

 

人生に幕を下ろそうとしているウィリアムが、ランダルにかけた言葉。

〖日本語字幕〗

よく頑張ってる

素晴らしい人生を築き上げた

お前にふさわしい

我が愛する息子よ

私のせがれ

私は幸せではなかった

運に恵まれず――

選択を誤った

“あと一歩”と

"もしも"の人生だ

だが哀れではない

最高の出会いが2回あった

人生の最初に

出会えた母親と

最後に出会えたお前だ

なかなかいいことが言えたな

 

〖英語〗

You deserve it.

You deserve the beautiful life you've made.

You deserve everything, Randall.

My beautiful boy.

My son.

I haven't had a happy life.

Bad breaks and... bad choices.

A life of almosts and could-haves.

Some would call it sad, but I don't.

'Cause the two best things in my life... were the person in the very beginning... and the person at the very end.

That's a pretty good thing to be able to say, I think.

 本当はもっともっと長いセリフで、ランダルに授けるウィリアムらしい人生のアドバイスも入っていました。

ご紹介したセリフの前のセリフも含め、この直後のランダルがウィリアムにする行動で、涙腺が崩壊しました(笑)

皆さんにも2人の素晴らしく感動的な演技を是非観て涙して欲しいです!

 

このエピソードでは、自分がいなくなった時にどう思い出して欲しいか、そしてどう思い出されるかということが複数描かれていました。

ランダルが思い出すジャック、ウィリアムが思い出す彼の母親、ウィリアムが孫たちにどう思い出して欲しいか(どう思い出して欲しくないか)等です。

どれもグッとくるもので、その他にも、ウィリアムがジャックに語りかけた言葉や、若い頃の自信のないウィリアムに従弟のリッキーがかける言葉、臨終を迎えたウィリアムの母親が彼にかける言葉など、紹介したい気になるセリフが沢山あったので、是非、観て確認してみて下さいね。

私も両親とこういう旅がしたいなぁ~。

外出制限が無くなったら、また両親との旅を企画しようかな。

 

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