気になるセリフ

映画やドラマ作品の中で気になるセリフをピックアップ

『スノーピアサー』超!上から目線のセリフ(英語セリフ付き)

今年は、ポン・ジュノ監督が『パラサイト 半地下の家族』で、アカデミー賞では外国語映画初の作品賞受賞という快挙を成し遂げ、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4部門を制覇しましたね!

ということで、ポン・ジュノ監督の作品でまだ観ていなかった映画『スノーピアサー』を観て、その中で私が気になった超上から目線のセリフをご紹介したいと思います(笑)

 

まずは⇩作品紹介⇩から。

 

【映画紹介】

邦題: スノーピアサー

原題: Snowpiercer

監督: ポン・ジュノ

出演: クリス・エヴァンスソン・ガンホエド・ハリスジョン・ハートティルダ・スウィントンジェイミー・ベルオクタヴィア・スペンサーユエン・ブレムナー、コ・アソン

あらすじ:

2014年、人類は急速に進行する温暖化を食い止めるため、人工冷却物質の散布を実施。しかしそれは予想外の結果を招き、地球は氷河期に突入してしまう。やがて人類を含めほとんどの生物は死に絶え、17年後の2031年、“スノーピアサー”と呼ばれる列車の中で生活する乗客たちだけが人類のすべてとなっていた。その列車は永久機関のエンジンを積み、1度も止まることなく1年をかけて地球を1周する“走る箱舟”。その前方車両では富裕層が優雅に暮らす一方、後方車両に押し込められた貧困層は劣悪な環境で虐げられ、忍従の日々を送っていた。そんな中、最後尾に乗るカーティスが革命に立ち上がり、反乱軍を率いて前方車両へと侵攻していくが…。

© 2013 SNOWPIERCER LTD.CO. ALL RIGHTS RESERVED

 

 【気になるセリフ】

 先頭車両の“上流階級”に属するメイソン総理が、後方車両の“最下層”にいる住民たちに向けて放つお言葉です。

〖日本語字幕〗

私は前方車両に属し

みなさんは最後尾です

靴が頭に乗ろうとするのは聖なる境界を侵すことです

身の程を知り

わきまえなさい

靴は靴らしく

 

〖英語〗

I belong to the front.

You belong to the tail.

When the foot seeks the place of the head, the sacred line is crossed.

Know your place!

Keep your place!

Be a shoe!

 ティルダ・スウィントン扮するメイソン総理がとても良い味を出しているのですが、彼女の演技付きで聞くと、よりこのセリフが気になること間違いなしです!

 

 彼女のセリフは基本的に上から目線なのですが、他にもニヤッとしてしまう面白いセリフがあったので、ご紹介したいと思います。

〖日本語字幕〗

新年の始まりです 薄汚い恩知らずたちよ

 

〖英語〗

Happy Ecaterina bridge, you filthy ingrace!

おめでたい言葉と罵る言葉との対比が最高ですね!(笑)

 

あと、小学校のシーンも面白く、先生役のアリソン・ピルの演技も素晴らしかったです!

特に、小学校で歌われる歌は一緒に歌いたくなりますよ!(笑)

 

『パラサイト 半地下の家族』でもそうでしたが、ポン・ジュノ監督の作品では格差社会を描く作品が多いですよね。

シリアスな場面でも、ちょくちょく笑いを入れてくる監督のセンスが大好きです!

   

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